冬のおとずれを歓迎しよう。
枯葉の舞う歩道を進み家路を目指す。
視線を変えれば、
ショーウィンドウをピカピカと照らす電飾。
キリリとしまった空気はどこまでも清々しい。
白い息を吐きながら、
いい時期だよなと思う。
手袋とマフラーはどこにしまっただろうかと考えるも、
いまいち思い出せない。
寒さのせいだろう、暖かい料理が食べたくなる。
熱々の鍋、シチュー、煮物。
こんな日は、コタツに入りながら、
雪を思わせるようなお酒で晩酌するのも風流。
考えがめぐり、期待が膨らむ。
私は今年も冬のおとずれを歓迎することに決めたようだ。