2022.3.18
- 【裏話と、】
花と、酒。
なんでもない日常。
「花と、酒。」の組み合わせを楽しんでみることに。
というのも、先日ご紹介した、梅田リンクスに出店した「花と酒。」
こちらの花屋さんと改めて、
「花と酒。」をより良いブランド化していくためのMTGのために
店舗に並ぶ花を眺めていた。
そしてずっと言いたかった言葉を
ちょっとの勇気を出して、言ってみた。
「私、花を一輪だけ購入したいんです。」
理由は、花のある暮らしに憧れていたから。
特に店員さんにお花のことなどは質問もせず、
店にある中で、気になるお花だった「ネリネ」
という花を2輪いただいた。
足早に家に帰っては、お気に入りの花瓶に、
(いつかこうやって購入できる日が来ればと温めていた花瓶に)
挿して眺める。
ふと、
「この花と一緒に飲むお酒は美味しそう。。」
と思った私。
何を飲もう。
自分の家を探す。
たまたま目に止まったのは、昨年の6月に浸けた梅酒。
米焼酎と、氷砂糖、シンプルに仕上げた梅酒。
梅は旦那のお母さまの庭から獲れていただいた小さな小梅。
大切に寝かせておいた梅酒も気がつけばもう一年近く経つ。
ちょっと飲んでみようかと、少し埃をかぶった瓶を拭き上げて準備する。
うまくできているかどうか不安だったが、
綺麗な琥珀色で透き通った梅酒が出来上がっていた。
すくって、氷の上にゆっくり落とす。
自分で作った梅酒を飲むのは人生で初めてかもしれない。
なんだか少しもったいない気持ちもありながらも、
飲む時に割るかどうか悩んだが、贅沢にロックで味わおうと決める。
その味わいは軽やかな酸味。
すっきりと楽しめる味わい。
初めての自家製梅酒を、まずまずじゃないかと、
自画自賛しながら、ちびちび飲み、
目の前にある「ネリネ」の花言葉を調べてみる。
“また会う日を楽しみに”
なんだ。全然知らなかったけど、この梅酒にぴったりな言葉じゃないか。
出会いと別れがある3月だから、この花が並んでいたのかな、
そんなことを思いながらも、
梅酒との偶然のシンクロにちょっと嬉しくなったこの夜は、
なんだか気分が良かった。