2026.10.28

酒用の段ボールを、財布に変える。

以前、段ボールピッカーの島津 冬樹さんを紹介する番組を見た。

ここで言う段ボールピッカーとは、“気になったデザインがほどこされた段ボールを、収集する人”というような意味。

そして彼は、集めるだけでなく、その素材を使い、作品として財布を作っている。

その始まりは、多摩美術大学で学んでいた時、お金がないので段ボールで財布を作ったことにあるという。
実際に作った財布が財布として機能したことで、段ボールの魅力にはまり込んだようだ。

彼の作る財布は、商品を運搬するために使われた段ボールだと一目で分かるのだけれども、どれも魅力的だ。
元のデザインを活かす編集も上手なのだと思う。

私見なのだけれど、アンディ・ウォーホルのシルクスクリーン作品、キャンベルスープや、ブリロ・ボックスの作品の風味も感じられる。

段ボールを財布に変える→あらためてマジマジとデザインを見る機会となる→もともとのカッコ良さを気づかせてくれる

こんな装置にもなっている気がした。

まあ、考察はともかく、とにかく良い感じなのは間違いない。

ここで考えた。
使っているのは段ボールという、日常的な素材。
なんなら、ここには酒の入った段ボールが沢山ある。

マネをして、自分でも一度作ってみたいという気持ちがふつふつと湧いてきた。

選んだのは鳳凰美田の段ボール。
お酒のラベルにもある鳳凰のイラストを活かしたい。

初手から複雑なことをしようとすると失敗すると思い、
仕様はお札入れとカード入れだけのシンプルなものにした。

作り方はこちらを参考にさせてもらった。

必要な道具は、カッター、物差し、ボンド、クリップ、カッターマットもあれば。

ボンド乾かす時間を除けば、1時間もあれば十分。
簡単な図工という感じだ。

最初に裏の紙をはがすことで、ちょうどいい厚みになるという。

サイドを折りこみやすいようにカットして、貼り付けていく。

ここまでくると財布らしさが出てきて、テンションがあがる。

ボンドが乾くまで待てば、完成。

始めてにしてはまあ上手くいった方ではないだろうか。
仕上がりには満足している。

イラスト面じゃない方も、収まりがついたように感じる。

何より自分で作ると愛着のようなものが湧く。

これから飲みに出かける際の財布として、使っていけたらと思っている。

お酒の場にふさわしい財布として、話のネタにもなりそうだ。