2022.1.3

おちょこで楽しむ日本の四季

あけまして、おめでとうございます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

お正月ムードの中で、本日は
みなさまもお酒を飲むための器として、
使っているお猪口について、アレコレ書いていきます。

あれって沢山種類がありますよね。
以前、お猪口を選べる日本酒バーに立ち寄った際
定番の蛇目お猪口や、渋い陶器のもの、可愛いガラス製のものなどなど
沢山の種類があり、わくわくしながら選んだ思い出があります。

これだけ種類が多いのだから、実際お猪口にもワイングラスみたいに
「赤なら大きいコレ、スパークリングなら細いコレ。」みたいな使い分けってあるのでしょうか。

まずは口の広さ。
スッキリ軽く飲みたければ狭いものを。
日本酒の香りを楽しみ、じっくり濃厚に飲みたければ広いものを選ぶのが良いそう。

つぎに、材質や厚み。
縁が薄く、ガラスや金属などの材質のものは口当たりが冷たく感じやすいのに対して
分厚く、陶器や塗り物などで作られたものはやはり温かく感じられるそう。

今まで酒器の形など特に気にせず生きてきましたが、
それぞれ使い分けする理由を知り、なるほどーっと納得です。

ただ、目を向けるのは機能面だけでなくて
季節感を大切にする日本だからこそ、
酒器ひとつとってもこれだけ沢山の種類があるのだと思うのです。

夏はやはり、キンキンに冷やしたグラスで冷酒を頂きたいところ。
グラスに合わせて、食器もガラス製のものを。
鰹のタタキに天ぷら、もろきゅうなんかを肴に涼しく吞みたい。

となれば冬は、焼き物のお猪口でお燗を楽しむのがしっくりきますね。
コタツに入って、土鍋で作ったもつ鍋とともに楽しんだり…
旬のさわらの塩焼きは、濃い色の長角皿に乗せて頂くと冬感が出ます。

近年流行りの、石で出来たフラットプレートも味がでて良いですよね。
ポテトサラダを乗せるだけで映えるのでおすすめです。

その日の気分に合わせて、
お酒や季節に合わせて食器を選んでみる…
そしたら、今後のお酒LIFEももっと楽しくなりそうだと思うのでした。

〜〜〜〜2022年営業のお知らせ〜〜〜〜

■都島本店/COVO
COVO(飲食)・・・1/7(金)11:30〜
酒高蔵(物販)・・・1/6(木)11:00〜
※また、年明けに店舗改装を予定しております。
誠に勝手ながら、2022年2月ごろCOVO、酒高蔵は共に
営業日程が決まり次第で発信させていただきます。

■南森町/コメノハナ
コメノハナ(立ち飲み)・・・1/8(土)17:00〜
酒高蔵(物販)・・・1/8(土)15:00〜