2021.8.10

「梅酒」と「ピザ」の相性。

「ピザは梅酒と合うのか」

うーん。合うのかなぁ。。。

と思ったそこのアナタ。

ついに今日、ピザと梅酒の相性の良さを知る日が来ます。

ピザは、もちろん“石窯和ピザCOVOコーヴォ”で出す
自慢のピザで合わせていく。

しかし、無造作にピザと梅酒を合わせると
組み合わせは無限大。

となると、その分梅酒を飲むことになり、
酔っ払って検証にならない。。

その問題を解消すべく、まずは梅酒に合わせるピザを、
ピザの代表選手と言っても過言ではない「マルゲリータ」に絞る。

それもただのマルゲリータではなく、
白味噌と大葉を使って和の要素を入れアレンジした、
「和マルゲリータ」だ。

続いてこのピザに合わせる梅酒は、こちらの4種類。

鶴梅~完熟~ 【平和酒造/和歌山県】

塩うめ 【北島酒造/滋賀県】

シナモン梅酒【豊永酒造/熊本県】

ニューホワイト梅酒【寒紅梅酒造/三重県】

定番の味わいから、少し変わった味わいまで、
全て梅酒というのは守ってまとめてみた。

飲み方も、梅酒そのものの味わいの組み合わせを見ていくため、
ソーダや水割りなどはせず、
ロックでペアリング。

さてタイトルの真相はいかに…。

【和マルゲリータ × 鶴梅~完熟~】

相性:◎ 甘味 × 甘味

鶴梅の味わいはフルーティで「甘め」な味わい。
それに対してピザは白味噌の「甘味」が最初の味わいとして入ってくる。

甘味×甘味、何の問題もなく合う。

【和マルゲリータ × 塩うめ】

相性:◯ 塩味+酸味 × 塩味+酸味

元々食中酒用として作られた梅酒がこの「塩うめ」。

塩の「塩味」と梅の「酸味」は、
チーズの「塩味」とトマトの「酸味」に
互いにハマっていくような相性の良さを感じる。

【和マルゲリータ × シナモン梅酒】

相性:◎ 爽やか × 爽やか

梅酒界の新参者、熊本県の焼酎蔵から初登場のシナモン梅酒を特別にペアリング。

この梅酒は合うかどうかが、一番心配だったのだが、
シナモンの「爽やか」な香りに、
和マルゲリータにのっていた大葉が「爽やか」さを相乗効果。

【和マルゲリータ×ニューホワイト梅酒】

相性:◯ 甘酸 × 甘酸

乳酸系の「甘さ」に、梅の「酸っぱさ」で「甘酸っぱい」ニューホワイトは、
和マルゲリータの白味噌の「甘さ」とトマトの「酸味」で
甘酸っぱいハーモニーが生まれていた。

なんだか結果を知らなかったのに、
偶然全部相性バツグン。。。

COVOの宣伝もいいところだな。。

そう思った著者は、
梅酒以外の「果実酒」でも合うんじゃないか??
という検証も一応確認。

柑橘系である「ゆず酒」や、「みかん酒」、
ニューホワイトが合うなら、ヨーグルト系のリキュールはどうか。

しかし、どれも相性がイマイチ。

他の果実酒で合わせた時と
梅酒合わせた時の違いを探していくうちに、

何故、梅酒と和マルゲリータの
味の組み合わせが良かったのかを知ることとなった。

ペアリングとは、
食事に存在する味わいとお酒にある味わいのバランスを想像しながら、
組み合わせるコト。

これさえわかれば、食事の時に相性の良いお酒を選ぶことができて、
その食事のより美味しく楽しめるのではないだろうか。

梅酒と合う組み合わせを探しながら
お酒のあるライフスタイルを楽しんでいただきたい。

酒高蔵をはじめ、COVOスタッフが常に考えていることが
つながった瞬間でもあった。