2018.6.21

日本一の梅「南高梅」をつくる筋本農園、農家の手

writer/高田

   こんにちは、酒高蔵スタッフ高田です。

6月といえば、梅の季節。
ちょうど梅の実の収穫時期の頃だということで、
先日、梅農園の人に会いに行きました。

場所は、和歌山県。【筋本農園】の筋本さんとお話しすることが出来ました。

(筋本農園/筋本さん) 

やさしそうな印象の筋本さんは、梅の木のことを嬉恥ずかしそうに
語ってくれました。

(山の急斜面に自然に育ったような梅の木々。) 

地面には自然に落下する梅の実が傷つかないためにネットが敷かれ、
また、地面を転がっていかないように受け止める形に細工してありました。

熟成した梅の実が落下しては転がっていく風景。
「ぷちっ」と、「ぼとっ」と、
木から離れて、それが地面に落ちるとき
自然に落下する梅の実は、なんとも美味しそうな音がしていました。

 

(木の背丈が低い品種「NK14」の”梅の実”は、太陽の光によって赤く染まります。) 

自然に伸び伸びと大切に育てられている梅農園の中でも
木の背丈が低い梅の樹を発見しました。

この品種は、NK(なんこう)14という品種で、
実が太陽光によってキレイな赤色に染まることから
市場で非常に喜ばれる品種だそう。

筋本さんは、「酸味がしっかりとあるタイプの梅なので、
個人的には梅酒に向いていると思います!」

そんなこと言われたら、、すごくその梅酒の味が気になりました。。

最後に少しインタビューの動画を撮らせてもらった時、
『梅農園をするうえで、一番嬉しい瞬間とはどんな時ですか?』
と質問すると、筋本さんはとびっきりの笑顔で

「やっぱりキレイで大きな実が収穫できた瞬間ですかね。」

と答えてくれました。

実際に農家の方とお話しできて、
たくさんの愛情と手間をかけて作られた梅があってこその
梅酒があるんだなということを改めて感じることができる体験でした。

 

( 筋本農園インタビュー動画 )