2022.7.14

梅酒屋、京都でのイベント物語。

コロナが2年ほど続き、
大阪で毎年行われていた「天満天神梅酒大会」も中止が当たり前になっている中、
梅酒屋の出張、お酒イベントのお話をいただいたので
本日は、そのお酒イベント、
「SAKE Spring2022」に参加した舞台裏をお届け。

場所は、京都の平安神宮のすぐ横。
みやこめっせで土日の2日間、開催。

お酒のイベントということで、
周りはお店でも取り扱っている酒蔵さんたちが
ずらりと揃うラインナップ。

当店で扱わせてもらっている酒蔵さんは、
獺祭の旭酒造、酔鯨酒造、白杉酒造、千代むすび酒造。。

(ちなみに獺祭さんのブースには、人が列を成して、試飲するのに10分待ちの状態。。さすがです。)

完全予約制のイベントで、土日合わせて、3000名のお客様が来客。
手にはSAKE-Springのマイグラスを持って、各ブースを回っていくシステム。

久々のお客様と触れ合えるお酒のイベントに胸が高鳴ります。

錚々たる酒蔵ブースの中でしたが、
梅酒屋のブースも頑張りました。
朱色のポスターを背景に、オリジナルの梅酒屋Tシャツと前掛けでキメています。

この日は、新人のお二人が主役として、活躍。

今回、お声がけいただいた理由としては、
梅酒・リキュールのような低アルコールで
お酒がそんなにたくさん楽しめない方も楽しめるように
という意図だったんだとか。

その期待に応えるべく、この日は
14種類の梅酒・リキュールをご用意。

定番として、
丿貫のゆず、京都梅酒、むかしはなしのピオーネ酒、唐草マッコリ、プレミアムジンジャー&かぼす
をご用意しながら、
傍では6月末に入ったばかりの新ラベルの果肉たっぷりリキュール、「くまんばちシリーズ」を展開。

足を止めて、近づいてくれるお客様は
「ラベルが可愛いね」
「飲みやすくて美味しい」
といったお声をいただいたり、

新しいくまんばちシリーズは数量限定ということもあり、
多くのお客様に試飲していただき、
果汁そのものの味わいに驚き喜んでいただけたり。

こうしたお客様の反応を
作り手である酒蔵様に返していくのが
私たち酒屋の役割と感じるひととき。

大阪のお店と京都に近いということで
梅小路醗酵所と案内をして、お店へ興味を持ってもらえたり、

一方では、大阪の梅酒屋と聞いて、
「あの大阪天満宮で梅酒大会をやってた梅酒屋さん!?」と
お声がけいただくような再会もあったり、

なんなら、梅酒大会で一緒にイベントをサポートしてくださった
ボランティアのスタッフさんが、SAKE-Springのサポートスタッフをやっていたり。。

人が集まるイベントならではの、
人との交流を感じながら、
お酒とラベルを一緒に作って、一緒に、お客様へ届ける、
これができる酒屋であり続けたい、
と改めて気持ちを引き締める、そんな初心に戻れるような時間でした。

またこれからイベントに参加できたら、
「今度はどんな提案をしようか」

そんなことを考えながら、
また日々の仕事へ戻っていくのでした。