2018.9.13

ウッディーな焼酎/その①

writer/蛇草

ドラマの影響でしょうか・・・
子供の頃から、お酒の飲み方で憧れていたシーンがあります。

 

高級マンション、もしくはラグジュアリーホテルの高層階でガウンを着ながら
宝石みたいな夜景を横目にまぁるい氷を傾け、ウイスキーやブランデーを愉しむ。。
オトナになった今、全然カッコイイと思わなくなってしまいました。
強がり半分の酒高蔵スタッフ蛇草(はぐさ)です。

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先日、雑居ビルの最上階でウイスキーを愉しんできました。
現実はこんなものです・・・(笑)

 

「ほんとはロックじゃなくてストレート派でスペイサイドじゃなくて
アイラモルト愛好家なんだからッ!」と、ツンデレキャラを出したところで
連れに「薬みたいな香り(ピート香)がムリ!」と言われてしまいました。
でも「これがイイんやん!」とカッコつけて飲んできました。

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ウイスキーといえば・・・
店頭に立つと度々、「ウイスキーないの?」と尋ねられます。
当店は和酒専門店なので洋酒であるウイスキーの扱いはありません。
でも、ウイスキーテイストの麦焼酎『和ウイスキー』があるんです♪

 

まずはひとつめ
『百年の孤独』
720ml ¥3,056(税抜)

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言わずと知れた黒木本店の希少酒。
あの「中々」の原酒を3~5年樽熟成させ、それらをブレンドした商品。
アルコール度数はウイスキーと変わらず40%。
深い香りと甘くまろやかな味わいは、まさに『和ウイスキー』。

ふたつめ
『クラフトマン多田 sleep of the moon』
720ml ¥3,000(税抜)

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今大注目の蔵、天盃が貯蔵用に醸した麦焼酎の原酒を
ある日本酒を製造する蔵が「貴醸酒」に使用したオーク樽で長期熟成したもの。
アルコール度数はちょっと穏やかな28%。
軽やかな甘みと短い余韻。
樽の熟成感は残しつつ、低アルコールに調整することで蔵のポリシーでもある
≪食事に合う焼酎≫に仕上げました。

モルトウイスキー好きな方も、きっと満足できると思いますので
是非一度お試しくださいませ!

さて、商品の案内をしたところで
「同じ麦使って樽貯蔵したら、そらウイスキーやがな!」って思われた方々・・・
同じような味わいのものでも実は製造方法がまったく違うんですよ!
今から説明すると、長くなっちゃうので。。。
気になる方は次回「その②」をご覧くださいませ<(_ _)>