2022.4.12
- 【食と、】
covo / 名作ピザ誕生秘話になるハナシ
大阪都島も、じんわりと暖かくなり
川沿いの花模様は、梅から桜に移り変わっています。
そんな景色とリンクするように、
改装中の二階レストランでは、日を追うごとに姿が変化していきます。
来たる3月24日リニューアルオープンに向け、
covoでは名物になるピザの試作が行われていました。
新しいcovoでは、「ちょっと素敵な都島のファミリーレストラン」として
石窯×チーズのメニューを増やし、以前のシックな印象から
よりお酒を楽しむ空間を親しみやすく強化しました。
ピザの上からかけるトロトロのチーズ、通称“生チーズ”を
「どうしたらトロトロになるんだろう。」と悩む東野シェフ。
パルミジャーノ・レッジャーノ
イタリアチーズの王様と言われる硬いチーズ、
真ん中に穴を開け、そこはcovoらしく酒粕を加えチーズソースを作る。
しかし、鉄板でぐつぐつ温めるもトロトロにならない…
かける時には固まり、滑り落ちていかない…
チーズの種類、分量、温度、加熱時間。
調整に調整を重ねても、みんなが思い浮かぶとろとろのソースができない…
そんな時、アイデアマン山口がキッチンへ乱入。
こんな感じなんです!こうです!と、東野シェフに指示。
大乱闘の末、「ベシャメルソースだったか…」と、ボソッと一言。
結果、酒粕チーズベシャメルソースとして、
とろとろあつあつのチーズがピザの上にかかることとなった。
このソースが唯一無二の美味しすぎる名物となり、
ランチでは全てのピザにかけれちゃいます。
より一層、ピザ / お酒 / covoで過ごす時間が楽しくなるようにリニューアルされ、
それを象徴するかのような、名物ピザが誕生しました。