2019.5.16

進化が止まらない「大那」をつくる菊の里酒造、蔵元の手

旅の蔵人。
バックパッカー時代は主に南米を歩いた、社長の阿久津 信さん。

旅の途中でサルサと出会い、滞在した街、夜は地元民のようにサルサを楽しむ。
バックパッカーにサルサ…

その風貌からの意外性と、
しっかりと目を見て会話される所に、引き込まれる感じがする。

大いなる那須の大地、大那。お酒はまじめ、ラベルはカラフル。
実直な風貌、本当はサルサ。大那はギャップ。

お酒は我が子、と蔵元さんは言います。
まるで阿久津さんをそのままお酒にしたような大那。

スペイン
モロッコ
グアテマラ
アルゼンチン
バンコク



長距離バスに乗っていると
停車するたび、次第に言葉と顔が変わっていくのがおもしろい。

人種や年齢が入り混じったバスに乗っていると、お金があってもなくてもみんな家族がいて、
こどもがかわいくて…地位が、なくなる。

『同じ人間なんだなって思いますね。』


蔵人の大森篤志さん

偶然大森さんも、バックパッカー時代をもつ旅の蔵人。
それがきっかけで住み着く事10年。
それだけでもそうそういないけれど、筋骨隆々の元レスラーという異色の蔵人でもある。

『お酒は、楽しいとより美味しいじゃないですか。』

優しい瞳をしていました。

菊の里酒造 蔵人
阿久津 信
大森 篤志