2019.6.20

栃木ナンバー1の「鳳凰美田」をつくる小林酒造、蔵元の手

「作るのは徹底的にやる。でもこのままではダメだ。」

栃木県、小林酒造の小林さんの視線の先には、
私たちには見えない何かをしっかりと見据えていた。

力強く、とにかく声の通りが良い小林さんが話すと
思わず背筋がシャンとします。

そんな横で、常に笑顔で、小林さんをいじりながら側にいるのは
蔵人の高橋さん。

おっとりした話し方に対して、
興味や疑問を素直に言葉で伝える高橋さん。

それにパパッとストレートに伝える小林さん。

裏も表もない関係になんだか心が温まります。

栃木という関西から少し離れた小林酒造のお二方にこの日お会いできたのは、
兵庫県の西脇市にある「山田錦」を育てる田んぼで
5年ほど続く、地元小学生のイベント『田植え体験』を手伝うため。

小林酒造が作り出す「鳳凰美田」から
兵庫の地元の子供たちと農家の方が育てた酒米、
それを間近で見て、感じて、

また一つ、
お酒の味わい方が変わった、そんな気がしました。