2021.10.1
- 【裏話と、】
日本酒を楽しむ日。
10月1日。
皆さんご存じのように、「日本酒の日」ですね。
唐突にご質問ですが、
今の若い世代に日本酒はどのようなイメージだと思いますか?
コラムを書くにあたり、
私の周りにアンケートを取ったところ(範囲セマ!)
とこんな返信が。。
酒屋で働き半年、
短いながらもなんとも悔しい言葉ばかり・・・。
日本酒を飲む機会が少ない人にも日本酒の良さを知ってもらうために
日本酒の日の由来を学びもっと親しいをもっていただければ幸いです。
さて本題の日本酒の日の由来ですが、
1つ目、
日本酒造りが始まる時期が10月1日からと定められていたからです。
(昭和39年酒造年度(日本の酒造・醸造業界における1年の区切り方))
酒蔵では「酒造元旦」としてお祝いしている蔵元様もあるそうですよ。
2つ目、
お酒を意味する干支の「酉(とり)」が、干支の中で10番目の動物だからだそうです。
そのため10月が日本酒の月になったという諸説。
偶然なのか、必然なのか。・・・とっても理に適っておりますよね。
3つ目、
10月は和名で「神無月」と呼ばれ神を祭る月だからです。
秋の収穫に感謝して秋祭りが行われ人々は神と酒を酌み交わしたという諸説も。
10月は「醸成月(かもなしづき)」ともいわれ、
新酒を醸す月からの転声とも言われております。
日本酒にとって区切りとなる大事な月なのですね。
以上3つをご紹介させていただきましたが
どのエピソードも日本酒と相性抜群のお話ですよね。
是非どこかでお話ください。
また、10月1日はメガネの日でもあります。
それにちなみ宮城県の荻野酒造様より、
こんなユニークなパッケージの日本酒がございます。
実はこのお酒
全員メガネの蔵人さんで造られた日本酒!
なんとも面白いですよね。
また秋の日本酒ひやおろしや秋上がりは
春先に造られた新酒がひと夏を過ごし、
熟成してちょうど良い飲みごろを迎えます。
それに加えて秋は、
うまみ豊かな食材が並びます。
肌寒さも感じはじめ、
「燗酒」も美味しくなり始めます。
これから始まる2022年へ向けた日本酒の入り口
日本酒の日。
エピソード片手に日本酒を嗜んでみませんか。