2019.11.1
- 【道具と、】
600年のロングヒット!愛され続ける酒蔵の前掛け。
酒高蔵・梅酒屋、COVOでスタッフ皆がお世話になっている『前掛け』。
酒屋さんはもちろん、お米屋さんやお味噌屋さん…なんとなく日本テイストの濃い場所で時々見かける。
酒高蔵・COVO、イベント時につくった梅酒屋の前掛け。
なんでも始まりは、室町時代までさかのぼると言われているのだ。
紐を腰できつく締めて使う為、重いものを運ぶ時は腰を支える。
その昔、お酒は木箱に入れられていたので、長い前垂れを肩にかけてそれを担いだ。
生地は丈夫な帆布地なので、相当使い込んでも破れない。
確かに膝をつく時なんかは、非常にありがたく感じていた。
一見長く感じる丈や紐、丈夫な生地にはそれぞれの意味があるんである。
600年以上もの長い間、生き残ってきた前垂れ。
イベント時、蔵元さまにお願いして集まった前掛け。
昨今ではデザイン、色、バリエーションが豊かに展開されている。
映画やアニメ、球団マスコットをモチーフにしたものやピンク色のものまで。
実用的な前掛けに楽しさが加わって、年齢職種問わず幅広く親しまれているようだ。
ちなみにLevi’sが初めてつくったジーンズも帆布なんだそう。
ワークウエアはかっこいい。