2022.12.22

本州最西端の酒造り。

山口県は下関市。

「天美」でおなじみの長州酒造は、
この度酒造りの見学ミュージアムとカフェをオープンいたします。

そんな天美ミュージアム立ち上げのために、
朝から行ってまいりました、山口県下関市は新幹線で2時間ほど。
本州の最西端に位置するこの土地で天美の酒造りは行われていました。

予想以上の遠さにぐったりしつつも、
優しくて仕事のできる姉御のような先輩と、頼もしい社長とともに…、そう、頼もしい…。
はずだったのですが、
諸事情でこの日は完全に終わっていました。


完全に終わっていた社長。

…あまり深くは掘り下げないことにして。

素敵な田舎町に、ポツンと立つ長州酒造で
内装工事、備品の準備に打ち合わせとせっせと作業を進めていきました。
中身は是非、直接行ってお確かめください。

こだわりデザインの天美オリジナルグッズもたくさん販売しております。

ちなみに広い芝生ではモルックもできます。

天美とは、令和2年から新たに作られた日本酒の銘柄で
藤岡美樹さんという女性の杜氏さんが
「天美らしさ」をモットーに惜しみなく愛情を注いで製造しています。

天美らしさのために、やること。

それは醸造以前の原料処理から醸造後の出荷管理にいたるまで、
藤岡さんが胸に刻んでいる「微差は大差」を合言葉に徹頭徹尾、どの段階でも細やかに目を配る仕事の積み重ねから生まれます。

たとえば原料処理に関して
積まれた米袋を前に藤岡さんは
「うちは何でも届いたもの、書かれたことを鵜呑みにはしないで、ダブルチェックなんです」。と語ります。

原料米は、お米によって生産者さんが違ったり、精米機は砥石の素材などによって精米の具合も違うため、
精米機ごとにロット番号を振ってロットごとの品質管理をする徹底ぶり。

純米大吟醸の場合は、なんと精米機まで指定しているそう。

原料全て、毎回必ず使う前に自分たちでもう一度測り直して、吸水を決めて洗う。
同じ山田錦の60%で、同じだけの水分を吸わせたくても、洗米の途中で様子が変わったり、バラつきが出たりもするので、ダブルチェックを欠かさない。

何事にも手間のかかる作業を連日こなしていくチーム「天美」。
一つ一つの作業にも妥協を許さないその姿勢には、私も背筋がピンと伸びます。

藤岡さんはもともと日本酒があまり好きではなかったそうなのですが、
酒蔵で美味しいお酒を飲んだことに感動し、お酒を飲んだことのない人にもこんな美味しいお酒を伝えたい、造りたいと思ったことが藤岡さんの人生が大きな舵を切るきっかけだそう。

「私は、人に喜んでほしいんでしょうね。お酒を口にした人が喜んでくれる、ということが嬉しいのだろうなと思います。
一緒に何時間も働いてくれるスタッフにも、ここにいることを楽しいなとか嬉しいなとか思ってもらえたらいいなとも思いますし。
この会社にしても、なくなるはずだった酒蔵を残そうと思った人がいて、天美が出来たわけですから、ならば美味しいお酒を造って存続し続けていきたい。
天美という新しいブランドの軸、幹になるものを太くして、実のなる大きな樹に育てていく。
そうすることで、飲んで下さるお客さん、酒販店さん、飲食店さん、みなさんと喜びをわかちあえるようになりたいですね。」

酒造りだけではなく、人生の基盤を教えてくれるようなお話。
一本の太い太い軸が通った藤岡杜氏の作った酒、
飲まないわけにはいきませんね。

最後に、天美イメージムービーを。
藤岡さんから、ありったけの愛を込めて。。

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