2019.5.30

【音と、】それぞれの個性

高知県/アリサワ酒造
 文佳人
文佳人とは
「文」(手紙や詩歌等の学問に秀で、教養に溢れた人)
「佳人」(美しい人)という意味が込められています。

さて、初夏の折…皆さんは夏といえば何を思い浮かべますか?
花火。お祭り。稲〇淳二。
暑い夏をアツくするのは甲子園ですが、暑い夏を涼しく過ごしたいしたいときは…

そう。【お化け】の話ですね。

文佳人のお酒の中でも、初夏の訪れを告げてくれるお酒といえば、夏限定のお酒【夏純吟 うすにごり】
味わいは、トロピカルなフルーツ感と、レモンの爽やかさ。何処までも軽やかに、スルッと飲めてしまいます。
このお酒のラベルには、お酒にまつわる5種のお化けが描かれています。
まずは、お化けたちを紹介致しましょう。

酒を注ぐときには、なみなみ注ぐようにせがむが、どこか憎めない【なみなみ】
お酒を飲むと道で寝てしまうお化け。よく見かける。【みちね】
人を見かけると、すぐに返杯を要求してくる【へんぱいじじい】
蔵にずっと住み着いて、お酒の味を良くしてくれる【くらつきこうぼ】
土佐の頑固者。何だかんだ見守ってくれる【いごっそう】

一見可愛らしいですが、個性が前面に出ているお化けたちですね。

今回は、このお酒にアメリカの作曲家「レナード・バーンスタイン」が作ったミュージカル「ウエストサイド・ストーリー」より「シンフォニック・ダンス組曲」を合わせてみたいと思います。
「ウエストサイド・ストーリー」は、シェイクスピアの戯曲「ロミオとジュリエット」を題材にしており、そこにバーンスタインが曲を乗せています。

・何が出てくるか分からない、でもどこかとぼけた雰囲気で憎めない【プロローグ】は【なみなみ】

・ゆったりして、眠くなりそうな【サムウェア】は【みちね】

・「マンボ!」と叫ぶ場面がある【マンボ】は、【へんぱいじじい】が「もう一杯!」と叫んでいるかのよう。

・麹米と水と出会えるのを待っている【くらつきこうぼ】は【出会いの場面】

・良いお酒ができるか、最後まで見守っている【いごっそう】は【フィナーレ】

それぞれの音楽で、それぞれのおばけたちを連想しながら文佳人の入った酒器を傾けると、また一味違った味わい方、聴き方ができるのではないのでしょうか。

(writer/高橋宗久)