2018.11.1

世界中を旅したような感覚になる?不思議な本と日本ワイン

「いい塩梅」、「ゆるい空気」、「居心地がいい」・・。
日本語でも、ふわっとしたコトバはどうやって伝えたらいいのか分からないことがあります。

そんな、ふわっとした世界のコトバを集めた「翻訳できない世界のことば」
もうタイトルだけで、お酒飲めます。

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「vacilando」ヴァシランドはスペイン語の動詞です。

どこへ旅するかよりも、どんな経験をするかということを
重視した旅をする。

スケジューリングされた旅の計画では、ハプニングも起きにくいもんです。
どこへ行くかわからない?
イイじゃない!
スマホや地図を放ったらかして、心の向くまま旅をしよう。

そんな意味のコトバだそうです。
「新大陸」を発見したコロンブスを生み出したスペインらしい
コトバなのかもしれません。

そんなワクワクする言葉と合わせるのは、日本ワイン。
日本の葡萄で、どこまで世界に通用するのか。
いま取り組んでいるひとつひとつが、とても大切な経験だと思います。

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ヘゼリヒ「gezellig」とはオランダ語の形容詞。

単に居心地イイだけでなく、ポジティブで温かい感情のこと。
「物理的」ではなく、「心」が心地よいと思う感覚。

もしオランダ語を勉強するときは、このコトバを最初に覚えよう。
そんな素敵なコトバです。
広島県の檸檬を使ったお酒、とてもよく合うと思います。

イイ言葉と、イイお酒。
心がよろこぶ、ペアリングです。