2018.11.6

【本とお酒】小説-上杉鷹山-

1961年、第35代米国大統領に就任したジョン・F・ケネディは
日本人記者団からこんな質問を受けました。
「あなたが、日本で最も尊敬する政治家はだれですか?」

「上杉鷹山」


小学5年生のとき、この話を聞いてすぐに読んだのがこの本です。
戦国武将として名高い上杉謙信や直江兼続で有名な米沢藩。
日向高鍋藩(現在の宮崎県)から上杉家の養子となり、17歳で9代目米沢藩主となった鷹山は
莫大な借金を返すために、自分から模範を示して節約に努めます。

財政再建、産業育成、精神復興・・。
過去のしきたりにとらわれず、藩主自ら田畑を耕し、
改革のフルコースを敢行する姿は、当時10歳だった小学生にも
強烈な印象を残しました。

中身

坂本龍馬、西郷隆盛、織田信長、豊臣秀吉・・。
歴史上有名な人物はたくさんいますが、この本を読んで私も上杉鷹山が一番好きになりました。
「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬ成りけり」
彼の残した言葉は、現代を生きる私たちにも力強い勇気を与えてくれます。

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上杉鷹山の出身、高鍋藩は大好きな焼酎の地元でもあります。
「中々」「きろく」「百年の孤独」・・。
そういえば、「中々」のラベルには、小さくこんなメッセージが描かれています。

「棘の道 未だ辿りつけず  されど中々  中々に我は在り」
高い目標を掲げ、まだ見ぬ最高の焼酎を目指す。
未完成と完成の中で葛藤する姿勢を表す言葉です。
上杉鷹山と黒木本店、最高のペアリングです。