酒造りと酒飲みの差は、プロ野球と草野球のようなモノ。

「心を震わすような出会いや興奮は、多大なコストと危機感を伴った作業の中にあり、常に失意や絶望と隣り合わせに存在している」 いう人に出会うと、時々こんな答を返してしまう。「お酒が好きなら、お酒の飲み手である方が幸せだと思う […]

在来線の旅、名物・軍鶏鍋を地酒と共に

9月初旬 雨模様が続く合間の秋晴れの日。 電車に揺られ、向かうは滋賀県。 いつもより少し足を伸ばすだけで違った景色を見ることができる。 特別なことはしていないのに、贅沢な気持ちにさせてくれるのが電車の旅のいいところ。 ご […]

濃くデリケート。らもの世界と日本のワイン。

真っ黒で大粒なその果実。 生まれは日本。 液体の色は深く厚みがあり、果実は病気に弱いデリケートな一面も。 彫りが深いというよりは、一度見たら忘れない、絵に描きやすい感じの顔立ち。 好き嫌いがはっきりしている性格。 元気一 […]

2019年9月の営業日のお知らせ

こんにちは、酒 髙蔵です。 お盆も終わり、そろそろ夏休みも終了。 まだまだ日差しも強く暑いですが だんだんと夏も終わりに近づいてきましたね。 昨日、まだ今年一度もスイカを食べていないことに気づき 急いでスーパーに買いに行 […]

変わらぬ手仕事「寒紅梅」をつくる寒紅梅酒造、蔵元の手

快活な表情、声、話し方。 写真に映ったのは、色艶のいい手のひら。 『荒れないんですよ。』 そんな蔵元さんもいらっしゃるのだ。 三重県にある、寒紅梅酒造は増田さんで6代目。 伊勢の地で家族の手作業によって醸してきた。 まだ […]

日本の色が愛しくなる。色彩本と彩のリキュール

思いがけず、巡り合うことがある。 ご縁があり、口にしたリキュールが“はっ”とするおいしさだった事から岡山県赤磐市、室町酒造へ。 最寄駅はJR山陽本線瀬戸駅。好きな色の列車。 岡山…赤磐(あかいわ)… 日本酒好きにはお分り […]

高いポテンシャル「山間」をつくる新潟第一酒造、蔵元の手

山間と書いて“やんま”と読む。 昨年には山豊(やんぼう)・間豊(まあぼう)というネーミングも誕生した。 そんなことから、個人的にますますかつての『ヤンマーディーゼル』からの由来説が強まっていた矢先だったため質問すると、あ […]

2019年8月の営業日のお知らせ

こんにちは、酒 髙蔵です。 本店では、向かいの医療センターの隣の公園から 毎朝元気な蝉の鳴き声が聞こえてきます。 清々しい空を見上げると、 開放的な気分になれて どこか少し遠い場所へ出掛けてみたくなりますね。 店頭の夏酒 […]

大阪に夏を告げる天神祭り!花火ラベルの日本酒と絵本

浪乃音酒造の花火、打ち上がりました。 大阪の下町、都島ではそろそろ祭囃子の練習が聞こえてくる頃。 夏が始まります。 花火の夜はそわそわする。 行っても混んでるし、今年はいいわぁ… でもお腹に響く音が聞こえてくると居てもた […]

2019年7月の営業日のお知らせ

こんにちは、酒 髙蔵です。 清々しい青い空に映える白い雲。 日差しは強く、暑さも増してきていますが Tシャツ1枚で出かけられるラフさが嬉しいこの頃です。 そろそろ夏のフルーツも美味しくなってきたかなと スーパーを覗くのが […]

栃木ナンバー1の「鳳凰美田」をつくる小林酒造、蔵元の手

「作るのは徹底的にやる。でもこのままではダメだ。」 栃木県、小林酒造の小林さんの視線の先には、 私たちには見えない何かをしっかりと見据えていた。 力強く、とにかく声の通りが良い小林さんが話すと 思わず背筋がシャンとします […]